マタイス・デ・リフト 写真:Getty Images

 レアル・マドリードが、バイエルン・ミュンヘンに所属するオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(24)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『Fichajes』が伝えた。

 今季開幕戦で守備の要であったブラジル代表DFエデル・ミリトンがヒザの大怪我を負ったマドリード。その状況下でもラ・リーガは最少失点と堅守を築いてきたが、17日に行われたラ・リーガ第17節のビジャレアル戦でオーストリア代表DFダビド・アラバが左ヒザ前十字靭帯の断裂で今季終了となった。

 そのため、本職としている選手がドイツ代表DFアントニオ・リュディガーとスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスの2名で、フランス代表MFオーレリアン・チュアメニがスクランブル起用されると見られている。この状況を受けて、マドリードは1月にセンターバックの獲得に動く可能性が取りざたされているマドリードはデ・リフトをリストアップしており、移籍金は6000万ユーロ(約94億円)と見積もっているようだ。

 アヤックス下部組織出身のデ・リフトは2016年夏にトップチーム昇格を果たすと、ユベントスでのプレーを経て、2022年夏にバイエルンへ移籍。昨季は公式戦43試合に出場したものの、今季は負傷などの影響で絶対的な地位を築くことはできず、ここまでブンデスリーガ8試合の出場にとどまっている。