自動車の場合、接触事故を起こせば、すぐに警察沙汰となり、大した事故でなくても大変なことをしてしまったと大騒ぎになります。
ところが、自転車の場合は接触したとしても、大きな怪我にでもつながらなければ、取り締まりもなくそのまま放置されてしまいます。
歩行者との接触の可能性が高いという意味では、自動車よりも自転車の方が事故の危険が高い乗り物ということができるのです。
取り締まり強化と言っても、対した交通量の無い交差点で、白バイがネズミ取りで待ち伏せるような、意味のない取り締まりはやめてほしいと思います。
しかし、乱暴な運転が野放しにされている自転車に関しては、事故防止のための意味のある取り締まりをして、自転車に乗る人たちの運転マナーの向上につなげて欲しいものです。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年12月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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