扶桑社が12月22日(金)に『マンガで学ぶジャズ教養』を発刊した。

ジャズ初心者の“入門書”として、そして既にジャズに親しんでいる人の“バイブル”として愛されること間違いなしの一冊だ。

トレンドの「ジャズ」について網羅!

近年、ジャズが「大人を魅了する音楽」として注目を集めている。

ジャズ喫茶でコーヒー片手にまどろむ姿や、ジャズクラブでワインを傾ける佇まいには、「自分の世界」を持っている人間ならではのゆとりと落ち着きが感じられる。

大型フェスにおいてもジャズアーティストが出演する機会が増え、若い世代にもジャズを楽しむ人が増えてきた。

しかし、ジャズは一部の人にとっては「敷居の高さ」を感じさせ、敬遠されがちなジャンルでもある。

そこで『マンガで学ぶジャズ教養』では、「ポイントさえつかめばジャズは意外と身近な音楽」であるという点を、マンガとイラストを用いて紹介。全10章の構成で、ジャズの特徴やルーツ、日本におけるジャズ文化やスタイル、そのマインドまで分かりやすく解説する。

ジャズ&マンガのプロが手がける一冊

本書の監修を務めるのは、ジャズ評論家として知られる後藤雅洋(ごとうまさひろ)氏。1947年に東京で生まれ、慶應義塾大学在学中の1967年に東京・四谷にジャズ喫茶「いーぐる」を開店した人物だ。

後藤氏は現在、人気のジャズ喫茶の店主として、そして20万時間以上ジャズを聴いてきた経験を活かして多数の本を執筆・監修。『四谷いーぐるが選ぶ「ジャズ喫茶」のジャズ』というジャズコンピシリーズの監修も手がけ、ジャズの魅力を広く伝えている。

そしてマンガは、講談社の『週刊少女フレンド』で『怪盗こうもり男爵』『白いリーヌ』『フレデリカの朝』などを連載し人気を博した飛鳥幸子(あすかさちこ)氏が担当。味わい深いタッチで、分かりやすくジャズの魅力を表現する。

本書を通じて100年以上続くジャズの歴史やその魅力を学び、ジャズ音楽を聴くことで時代の変化を肌で感じてほしい。

マンガで学ぶジャズ教養
定価:1,980円(税込)

(IKKI)