スズキからOEM供給を受けるベーシック軽乗用車のマツダ・キャロルが法規対応に伴う一部仕様変更と車両価格の改定を実行

 マツダは2023年12月13日、軽乗用車のキャロルの一部仕様変更と価格改定を実施し、2023年12月22日より販売を開始すると発表した。

マツダ・キャロルが一部仕様変更と価格改定を実施
(画像=▲マツダ・キャロル・ハイブリッドGX 価格:CVT140万4700円 全長3395×全幅1475×全高1525mm ホイールベース2460mm 車重710kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費27.7km/リットル 写真のボディカラーはダスクブルーメタリック/ホワイトルーフ、『CAR and DRIVER』より 引用)

新車両価格は以下の通り。

GL・2WD:CVT114万4000円

GL・4WD:CVT127万4900円

ハイブリッドGS・2WD:CVT124万3000円

ハイブリッドGS・4WD:CVT137万3900円

ハイブリッドGX・2WD:CVT140万4700円

 スズキからOEM供給を受けて販売するキャロルは、アルトをベースとするマツダ・ブランドのベーシックな軽乗用車だ。今回の変更は、法規対応に伴って一部仕様を見直すとともに、仕様変更や原材料価格の高騰などに即して車両価格を改定したことが特徴である。

マツダ・キャロルが一部仕様変更と価格改定を実施
(画像=▲マツダ・キャロル・ハイブリッドGS(2WD) 価格:CVT124万3000円 全長3395×全幅1475×全高1525mm ホイールベース2460mm 車重700kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費27.7km/リットル 従来設定していた外板色のピュアホワイトパールを廃止し、新たにホワイトを設定、『CAR and DRIVER』より 引用)

 法規対応では、全機種のメーター内にリアパーキングセンサー作動表示灯を追加。また、インパネのUSB電源ソケットをType-Aの2個からType-A1個/Type-C1個に刷新する。さらに、ハイブリッドGSの外板色のピュアホワイトパールを廃止し、新たにホワイトを設定した。

マツダ・キャロルが一部仕様変更と価格改定を実施
(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
マツダ・キャロルが一部仕様変更と価格改定を実施
(画像=▲全機種のメーター内にリアパーキングセンサー作動表示灯を追加。インパネのUSB電源ソケットはType-Aの2個からType-A1個/Type-C1個に変更、『CAR and DRIVER』より 引用)

 パワートレインは基本的に従来と共通で、R06A型658cc直列3気筒DOHC12Vエンジン(最高出力46ps/6500rpm、最大トルク5.6kg・m/4000rpm)+CVTにエネチャージを組み合わせたユニットと、R06D型657cc直列3気筒DOHC12V・VVTエンジン(最高出力49ps/6500rpm、最大トルク5.9kg・m/5000rpm)+WA04C型モーター(最高出力1.9kW/1500rpm、最大トルク40Nm/100rpm)/ISG(モーター機能付発電機)+リチウムイオン電池+CVTで構成するマイルドハイブリッドを設定している。

提供元・CAR and DRIVER

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