株式会社ファブリカコミュニケーションズ(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長 谷口政人)が運営する、新⾞・⾃動⾞ニュースのWEBマガジン「CarMe(カーミー)」および、動画メディア「CARPRIME(カープライム)」は、2023年12⽉に「車の一括査定サイトに関するアンケート」を⾏いましたので、その調査結果をお知らせいたします。

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調査背景

中古車業界では、2023年に大きな不祥事が報じられました。一方で、愛車を手放す時、できるだけ高く売りたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

そんな時に役立つのが車の一括査定サイトです。一括査定サイトを使えば、複数社で買取額を比較し、愛車を高く売るのに役立ちます。

そこで、新車・自動車ニュースのWEBマガジン「CarMe」と動画メディア「CARPRIME」は300名を対象に、車の一括査定サイトについてアンケート調査を行いました。

調査概要

  • 調査概要:車の一括査定サイトに関するアンケート
  • 調査対象:日本全国在住の男女
  • 調査実施日:2023/12/17
  • 調査方法:インターネット調査(クラウドワークス・ランサーズを利⽤)
  • 調査メディア:CarMe/CARPRIME(自社調査)
  • 有効回答数:300人

調査結果
アンケート回答者の属性

今回、アンケートに回答した300人を性別で分類すると下記の通りです。

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また、年齢で分類すると下記の通りです。

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Q1. 利用した車の一括査定サイトの種類は? (単数回答)

→結果:87%が「通常の一括査定サイト」と回答

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車の一括査定サイトには主に通常の一括査定サイト、事前査定型の一括査定サイト、車買取オークションサイトの3種類があります。

通常の一括査定サイトを利用すると、複数社に一括で査定を申し込めます。利用者は各社からの連絡を受けて日時を調整し、車の査定を受けて査定額を提示してもらいます。

事前査定型の一括査定サイトを利用すると、各社が事前に概算の査定額を算出し、利用者に通知します。その後、実車を見て本査定を行い、査定額を提示してもらいます。

車買取オークションサイトでは運営会社が車の査定・写真撮影を行います。その結果をもとに、車の買取業者が入札を行い、最高額を出した買取業者に売却します。

調査の結果、87%(261人)の方が通常の一括査定サイトを利用していることがわかりました。一方で、事前査定型の一括査定サイトも8.7%(26人)が利用していました。

現在よく使われている一括査定サイトはこちらから一覧を確認できます。

Q2. 車の一括査定サイトのメリットは何ですか? (複数回答)

→結果:「複数社に一括で査定依頼できること」が最多

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車の一括査定サイトを利用した人に、何をメリットに感じて利用したか質問したところ、173人が「複数社に一括で査定依頼できること」と回答し、最多票を得ました。

Q3. 車の一括査定サイトのデメリットは何ですか? (複数回答)

→結果:「大量の電話がかかってくること」が圧倒的多数

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車の一括査定サイトのデメリットとしては、「大量の電話がかかってくること」と78.3%(235人)が回答し、圧倒的多数でした。

車の一括査定サイトでは各買取会社がユーザーからアポを取ろうと一斉に電話をかけてくるため、ユーザーにネガティブな印象を与えているようです。

前述した事前査定型の一括査定サイトや車買取オークションサイトも、大量の電話がかかってくる一括査定サイトのデメリットを解消するべく作られています。

Q4. 車の一括査定サイトでは何本程度電話がかかってきましたか? (複数回答)

→結果:「6〜10本」が多い

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大量の電話がかかってくるデメリットがある一括査定サイトですが、電話の本数としては6〜10本が49%(147名)で最多になりました。

この結果には、「意外と少ない」と感じた方も多いのではないでしょうか。

車の一括査定サイトでは査定を依頼した瞬間に電話が殺到するため、「電話が非常に多い」というイメージが強いようです。

一方で、電話が21本以上かかってきた方も7%(21人)いました。連絡がつくまで電話をかけ続ける買取業者も多いため、早めに電話に出ることで電話の数を減らせるでしょう。

調査まとめ

本調査を通じて、一括査定サイトには「大量の電話がかかってくる」というデメリットがあるものの、電話が多くかかってこない事前査定型の一括査定サイトや車買取オークションサイトはまだまだ利用が広がっていないことがわかりました。

CarMe及びCARPRIMEは、今後もクルマやカーライフに関連するユーザーの傾向や意識など調査を行い情報をお届けしてまいります。

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