浦和レッズは日本時間22日夜、FIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)3位決定戦でアル・アハリと対戦。アル・アハリのマルセル・コラー監督が、浦和戦勝利に向けてのポイントを語っている。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)覇者の浦和は、初戦でクラブ・レオンに1-0と勝利も、準決勝ではマンチェスター・シティ相手に地力の差を見せつけられて0-3と敗北。アル・アハリがマチェイ・スコルジャ監督のラストマッチとなる。
浦和の対戦相手であるアル・アハリは、エジプト1部リーグを43度、CAFチャンピオンズリーグを11度制した強豪であり、かつて鹿島アントラーズを率いていたレネ・ヴァイラーの古巣。今大会は初戦でアル・イテハドを3-1で下したが、準決勝ではフルミネンセ相手に0-2と敗れている。
エジプト紙『アル=アハラーム』によると、コラー監督は21日の会見で「我々は浦和に対してもっと辛抱強くならなければならない」と、浦和戦のプランに言及。
「フルミネンセ戦で我々は力強いパフォーマンスを見せ、勝利に近づいたが、前線のクオリティ不足が仇になった。簡単に言えば、チャンスをゴールに結びつけ、(選手個々が)チームとして協力しなければならない。勝利のためには、より強い決意とどう猛さが必要だ」と、準決勝の試合内容を踏まえた上で改善点を挙げている。
また浦和については「彼らは良いチーム。マンチェスターC戦では説得力のあるパフォーマンスを見せた」と評価。「我々は浦和戦で勝利して3位になるために、全力を尽くさなければならない」と意気込みを語っている。