そろそろ年末年始の帰省シーズン。「帰省は楽しいけど、1人の時間が恋しくなる……」「久しぶりに会った家族に気を遣って疲れる……」という人もいるのではないでしょうか。
株式会社ポプラ社は12月13日(水)、「人と暮らすこと」の意味を問いかける連作短編集『今日のかたすみ』を発売しました。価格は1,870円(税込)です。
「今日のかたすみ」とはどんな本?
第11回ポプラ社小説新人賞特別賞を受賞した川上佐都さんによる連作短編集。「恋人と同棲していても、自分ひとりの時間や空間を確保したい」「1人になると、寂しいよりも、爽快感と解放感を覚えてしまう」など、人と過ごすなかで、誰もが抱いたことのある感情がつづられています。
5つの生活を詰め合わせた連作短編集
書籍に登場する人物は「分かり合えないカップル」「距離感のある父娘」「一人暮らしの青年」など。それぞれの生活を通して、誰かと生きることの意味やさまざまな暮らしの愛おしさについて描かれているそうです。
自分だけの喜怒哀楽がよみがえるストーリーで、年末の「読み納め」によさそうな1冊です。
著者プロフィール
川上 佐都(かわかみ・さと)
1993年生まれ。神奈川県鎌倉市出身。
「街に躍ねる」で第11回ポプラ社小説新人賞特別賞を受賞しデビュー。
書籍情報
今日のかたすみ
著者:川上佐都
発売年月:12月13日(水)
定価:1,870円(税込)
<参照>
【年末の帰省前に読みたい?!】一人の時間や空間が欲しい…誰かと一緒にいても「自分のやりたいことリスト」を消化したい気持ち。「暮らし」にまつわる共感が詰まった短篇集、『今日のかたすみ』刊行