柏レイソル所属の日本代表FW細谷真大には、DF板倉滉擁するブンデスリーガ(ドイツ1部)ボルシアMGからのオファーや、今冬残留の可能性が日本で報じられている。その細谷には欧州複数クラブが熱視線を送っている模様。イングランド2部サンダーランドも同選手の獲得に興味を示しているという。
英メディア『フットボールリーグワールド』は20日に「サンダーランドは来年1月の移籍ウィンドウで、細谷との契約に興味を示している」とリポート。
昨年の日本代表初招集や、今季J1リーグで14ゴールをマークという実績を紹介するとともに、「彼は国際的な評価を高めており、サンダーランドも彼の得点力に感銘を受けている。来月に行われるAFCアジアカップの日本代表参加前に契約成立を目指す可能性がある」としている。
また現在イングランド2部リーグで7位のサンダーランドが、ストライカーの獲得に動く理由については「信じられないことに今季まだストライカーがゴールネットを揺らしていない」と、前線の得点力不足を挙げている。
一方で同メディアは、細谷獲得を目指す上での問題点も指摘。「柏は細谷を安く売りたくない。彼との契約が2027年まで残っているという事実によって彼らは守られている」と、高額な移籍金が必要である可能性を伝えるとともに、「他のクラブも細谷を監視していることは確実だ」と綴っている。
サンダーランドは今季リーグ戦18試合を終えて10勝3分9敗。首位レスター・シティから勝ち点22差の7位につける中、今月18日にマイケル・ビール氏を招へい。同氏は今年10月までレンジャーズを指揮。スコットランド1部リーグの舞台でセルティックと何度も対戦したことから、日本人選手を特徴を把握している可能性がある。