ガンバ大阪所属のイスラエル代表MFネタ・ラヴィは、2023シーズン終了後に東欧クラブ移籍の可能性が浮上。母国メディアが欧州復帰の条件を整理している。
ネタ・ラヴィはイスラエル1部マッカビ・ハイファFCで5年以上にわたりプレーした後、今年1月にハイファからG大阪へ完全移籍。来日1年目の2023シーズンは、リーグ戦24試合でスタメン出場するなど、主力選手として活躍していた。
同選手の去就を巡っては、イスラエルのスポーツチャンネル『Sport5』が先月下旬にハンガリー1部フェレンツヴァーロシュTCからの関心を報道。フェレンツヴァーロシュTCの関係者が先月にハンガリー国内で行われた欧州選手権(EURO)予選のイスラエル戦2試合で視察に訪れたという。
欧州復帰の可能性が取りざたされる中、イスラエルメディア『ONE』は「ネタ・ラヴィはイスラエル国外でのプレーを続けたい。マッカビ・ハイファが1月に彼を復帰させるという噂の波は消えつつある」とリポート。
これによると、ネタ・ラヴィに近い関係者は「来年1月にイスラエルへ戻るつもりはない」と発言。G大阪退団の条件として、「欧州の上位リーグで、かつG大阪で受け取っている年俸150万ユーロ(約2億4000万円)に劣らない条件でプレーすることを彼は望んでいる」と伝えている。
なお『Sport5』によると、ネタ・ラヴィはG大阪との契約を2025シーズン終了後までであり、現行契約には1年間の契約期間延長オプションが盛り込まれているとのこと。「G大阪は50万ユーロ(約7800万円)以上の移籍金を要求するだろう」としている。