信頼のSENA製インカムで通話やオーディオもストレスフリー

インカムの起動音アナウンスを聞いて、開口一番「わー!SENAだー!!」と嬉しそうに笑うKANAさん。なんでも普段からSENAのインカムを使用しているそうで、操作感や接続についても普段使っているものと遜色ないとのこと。

筆者は初めて触ったのだが、同時にボタンを押したりするコマンドがいくつかあるものの、操作自体はとても簡単なので、最初だけきちんと説明書を読んでおけばすぐに覚えられるはずだ。

こうしてヘルメット専用設計ながらSENA製のインカムユニットを採用していることで、そこには日常的な使用感やインカム操作についてのノウハウがあってこそ、ストレスフリーを実現できているに違いない。

21B、50B共に搭載されたBluetooth5.1は接続も非常に安定していて、通信距離は複数台のマスツーリングでも安心の1600m、クリアなサウンドが楽しめるHDスピーカーに風切り音などのノイズを抑制することができるノイズコントロール機能まで搭載しているハイスペックぶり。

駆動時間についても21B、50B共に満充電時で22時間となっており、これなら1日のツーリングをはじめ、通勤・通学や仕事でも使いたいライダーまで安心だ。

まさにビルドインインカムの理想系モデル

高性能ヘルメットやバイク用インカムの登場でさえつい最近のように感じたいたのだが、ここまで完成度の高い製品がヘルメットと合わせてもここまで安価に手に入るというのはビルドインインカムの理想系と言えるだろう。

新しいデバイスの登場から発展、そして進化・普及していく上で登場した今回の製品はついにヘルメット、インカム共にリーズナブルさも手に入れ、これからのバイクギア時代の転換期を象徴するモデルとなりそうだ。

また、インカムデバイスについては今回紹介した2つのヘルメット以外にもオープンフェイスのRPHA31 SOLIDや快適性の高いシステムヘルメットのRPHA91 SOLIDなど4モデルのヘルメットに対応しているので、自分のバイクライフにあったヘルメットとインカムを選択できるというのも嬉しいポイントだ。