ラドゥ・ドラグシン 写真:Getty Images

 トッテナム・ホットスパーが、ジェノアに所属するルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシン(21)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えた。

 今夏にボルフスブルクから新加入したオランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェンが11月上旬のチェルシー戦で負傷離脱となったトッテナム。アンジェ・ポステコグルー監督は1月にセンターバックの補強に動くことを認めている。

 そのなかで、トッテナムのスカウト陣はドラグシンを高く評価しており、16日に行われたセリエA第16節のユベントス戦を視察したという。同選手が1月の移籍市場でステップアップする場合の移籍金は2600万ポンド(約47億6000万円)になるようだ。

 ユベントスでプロキャリアをスタートさせたドラグシンは、サンプドリアとサレルニターナへの武者修行を経験後、2022年7月にジェノアへ移籍。翌年に完全移籍に切り替わると、空中戦の強さや長いリーチを活かした鋭いタックルを武器に今季のセリエAここまで16試合に出場している。