ベガルタ仙台の旗 写真:Getty Images

 ブラジル2部ヴィラ・ノヴァFC所属の元U17ブラジル代表FWエロンに、Jリーグ移籍の可能性が浮上。ネット上では、移籍先候補がベガルタ仙台ではないかと話題になっている。

 現在25歳のエロンは、身長180cmで右利きのストライカー。ECヴィトーリアをはじめブラジル国内の複数クラブを渡り歩く中、サンパイオ・コヘイア在籍時の2022シーズンは、2部リーグ12試合の出場で1ゴールにとどまっていた。しかし今年1月にカシアスRSへ移籍すると、2023シーズンはブラジル4部リーグ全22試合でスタメン出場して14ゴールをマークしている。

 ブラジルメディア『Diario de Goias』によると、エロンは4部で格の違いを見せつけていただけに、今年8月の時点でヴィラ・ノヴァFCへの来季加入が決定。両者は2年契約締結で合意していたという。

 しかしヴィラ・ノヴァFCは今月19日時点でJリーグクラブとの交渉を進めているとのこと。『Diario de Goias』は「この取引は今後数日以内に完了する予定」としているが、移籍金額については触れていない。

 またエロンは19日時点で、ベガルタ仙台の公式インスタグラムアカウントをフォロー。これにより、X(旧ツイッター)では、仙台移籍を予想する声が上がっている。

 仙台の外国籍選手では、ブラジル人MFエヴェルトン、MFフォギーニョが退団。DFキム・テヒョン、FWホ・ヨンジュンと韓国人2選手もチームを離れている。2023シーズンのJ2リーグで16位に終わっただけに、外国籍選手の入れ替えは必至だ。