浦和レッズは今月8日、マチェイ・スコルジャ監督の後任としてスウェーデン1部BKヘッケンFF指揮官のペル・マティアス・ヘグモ氏を招へいしたと公式発表。ノルウェー1部FKボデ/グリムトのアシスタントコーチを務めていたモルテン・カルベネス氏の浦和行きが確実とみられる中、ヘッケンはマッチアナリストであるマリオ・チャベス氏の浦和行きを公式発表している。
チリ国籍を有するチャベス氏は、スウェーデン1部IFKヨーテボリやU19スウェーデン代表のマッチアナリストを務めた後、2019年にヘッケン入り。ヘグモ監督のもと、アナリストとして5シーズンにわたり活動し、2022シーズンのスウェーデン1部リーグ優勝に貢献。2021年からU18スウェーデン代表、U17スウェーデン代表のアナリストも兼任していた。
ヘッケンは19日、チャベス氏の浦和行きを公式発表。同氏はヘッケン退団をうけて「長年にわたり私を支えたクラブ、サポーター、周囲の人々に感謝し、クラブの今後の幸運を祈りたい」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
なお浦和の監督コーチ人事を巡っては、カルベネス氏が今月11日にノルウェー紙『Avisa Nordland』の取材に応じると「私は浦和レッズのアシスタントコーチになるというオファーを引き受けた」と浦和行きを明言。同氏は2019シーズンからFKボデ/グリムトのアシスタントコーチを担当しており、浦和から名古屋グランパスへレンタル移籍中であるFWキャスパー・ユンカーや、浦和所属DFマリウス・ホイブラーテンを指導していた。