昨今DIYをする人も増えているが、熱心にDIYに取り組めば取り組むほど、作業に必要な道具に不満を抱いたり、改善を求めたりする機会も増えてくるのでは。そんなDIY愛好家の作業効率をぐんと高めてくれるであろう、優れた電動ドライバーが登場した。

Kickstarter プロジェクトページより引用

「ARROWMAX M1 PRO スマート・モーション・コントロール電動ドライバー(以下、M1 PRO)」は、プロとDIY愛好家のニーズを満たすべく、綿密に設計された高精度トルクの電動ドライバーだ。幅広い作業において高い性能と精度を発揮し、多くの用途に使える同製品は、高品質と信頼性を求める人にとって理想的な道具となるだろう。

M1 PROは現在、クラウドファンディングサイトKickstarterでプロジェクトを実施している。

電子機器の製造や修理に欠かせないツール

電動ドライバー市場では、一般的なドライバーやスクリューガンではトルクが強すぎる一方で、小型の電動ドライバーペンではトルクが弱い場合が多々ある。香港に拠点を置くArrowmaxは、このような課題を解決するべく、満足のいく機能と性能を実現した。

Kickstarter プロジェクトページより引用

M1 PROの多用途トルクレンジは、文字通り幅広い用途でその有用性を発揮。精密電子製品のデリケートな部品を安心安全に組み立てたり、メンテナンスしたりすることができる。M1 PROは電子機器の製造や修理に欠かせないツールとなるだろう。

作業を効率化!M1 PROの構造について

M1 PROは、従来の丸型からグリップ力と操作性を向上させた楕円形のザインを採用。スイッチボタンをヘッド付近に付けることで、滑らかかつ効率的にネジの取り付けができる。コンパクトなサイズなので、長時間使用しても手が疲れにくい。

Kickstarter プロジェクトページより引用

回路基板を刷新したうえ、頑丈なモーターを搭載し、動作電圧を上げて出力を最適化。ニーズに合わせて5つのトルク・モードから選べるようになった。これにより「トルクが強すぎる」という悩みを解決できるだろう。

また、従来のボタンスイッチに代わり、タッチセンサー式スイッチを採用。スイッチに触れるだけでドライバーを操作できるため作業効率が向上した。

アプリでトルク設定も可能!自動的にトルクを調整

ARROWMAX独自のSMC(スマート・モーション・コントロールシステム)により、手首をひねる方向でコントロールが可能に。左右どちらかの方向に軽く回すと、ネジが締まったり緩んだりし、モーターが自動的にトルクを調整する。

Kickstarter プロジェクトページより引用

トルクを変えずに作業したい場合は、M1 PROのモバイルアプリを活用し、4つのモードごとにトルク設定をカスタマイズできる。好みに応じて、1~12kgf.cmの間でトルクを調整可能だ。設定は自動的にドライバーにも保存され、スイッチを切った後でも最後に使用したモードで再開できる。

M1 PROのアングルスクリュードライバーは、CNC加工された7075 航空宇宙グレードのアルミニウム製で、鋼歯車で強化されている。電動ドライバーに接続して狭いスペースや厳しい角度でも簡単に作業が可能。交換も素早くできるので、プロ並みの成果が期待できるだろう。