2024年1月9日(火)~15日(月)の期間、東海地域最大規模の万華鏡展「ザ万華鏡2024」を、名古屋栄三越にて開催する。
同展を訪れ、移りゆく美と癒しの世界を堪能してみてはどうだろう。
デビッド ブリュスター博士により発明された万華鏡
万華鏡は1816年にスコットランド(現在のイギリス)の物理学者デビッド ブリュスター博士によって発明された。
万華鏡が発明された頃は高級な光学製品として扱われていたが、紙製筒型の万華鏡の出現により、子どものオモチャとして世界中に普及した。200年の時を経た現在は美術品としての価値も見出され、世界中に多くのコレクターがいる。
貴重な万華鏡が600点以上
同展会場には、日本の万華鏡界の巨匠・羽石茂さん&泉さん作の大型限定品「ジランドール」や、天体観測をしている気分で楽しめる、かたおかきくよさん作の美しく艶やかな逸品「Close Encounter」など、貴重な万華鏡が600点以上ずらりと並ぶ。
有名万華鏡作家による貴重なワークショップも
また、日本の万華鏡界の第一人者である山見浩司さんをはじめとする有名万華鏡作家による、貴重なワークショップも開催。自分用にも、プレゼント用にも最適な作品を自分の手で作ることができる。
なお、ワークショップはテレビ愛知の公式サイトにて申込み受付中なので、気になる人はチェックしてみてはどうだろう。
「ザ万華鏡2024」の主な作品
限定1台の「ジランドール」は、確かな技術と精巧な仕上げに定評がある羽石茂さん&泉さんによる大型作品。
「Close Encounter」は、いろいろな宇宙の世界で未知との遭遇ができるかたおかきくよさんの作品。天体観測している気分で楽しんで欲しい。
「HANA(琥珀)」は、万華鏡界の巨匠・松本よしこさん&たけおさんによる琥珀色を究極に美しく表現した逸品。
「サマルカンド」は、青の都と呼ばれる美しい古都サマルカンド(ウズベキスタン)に思いを馳せて作られた美しい万華鏡。小野寺慶子さん&良明さんの作品だ。
「アクセサリースコープ」は、いつもそばに有る、身につけられる超ミニサイズのアクセサリー型万華鏡で、関一さんの作品。
「Riekoの透明な世界」は、透明なシリーズで万華鏡界に新風を巻き起こしているRiekoさんによる新作だ。今回の展示では、新作シリーズが目白押しだという。
作品名のないこちらは、第3回万華鏡全国公募展最優秀賞受賞作家・本間祐輔さんによる新作シリーズ。
同じく作品名のないこちらは、地元名古屋を代表する人気ベテラン作家・石田千香子さんによる大作シリーズだ。
デートにはもちろん、万華鏡コレクターにも訪れて欲しい。
ザ万華鏡2024
日程:2024年1月9日(火)~15日(月)午前10時~午後8時(最終日午後5時終了)
会場:名古屋栄三越 3階 特設会場
所在地:愛知県名古屋市中区栄3-5-1
入場料:無料
(角谷良平)