家具工房ウッドスケッチの職人歴30年超のベテランクラフトマンが「楽しく座る」というビジョンに基づき、極上のゆらゆら体験を生む座椅子「揺良楽(ゆらら)」を開発した。
「忙しい現代の人々に、心から安らいでもらいたい」という想いが込もった同製品は、改良を重ねたうえで、ユーザーが様々な場面で安らげる逸品に仕上がっている。
座の思索から始まった揺れる座椅子への挑戦
「揺良楽(ゆらら)」は「楽しく座る」というビジョンに基づき生まれた座椅子だ。同製品は、極上のゆらゆら体験を生むロッキングチェアーで、椅子の底にそりが付いていて、心地よい揺れを楽しめる。
「揺良楽」を製作したのは、20年にわたる和紙や木工の伝統的な経験をベースに持ち、木に造詣が深いクラフトマンの肥田聡氏。
同氏のモノづくりは、ゲストの希望を丁寧に聞きスケッチにおこしたうえで作品に仕上げるというスタイルが特徴だ。
その鋭い洞察力から生み出された作品は数多く、使用する人に寄り添う家具づくりを信条とする。
改良を重ねたどり着いた現行デザイン
今回登場した「揺良楽」は、10代目になる。ユーザーの声を聴き、何度も改良を重ねて今のデザインに至った。快適と感じる揺れ幅、身体をホールドする高い背もたれ、肘かけなど、従来品と比べると随所に改良が施されている。
読書・晩酌・コーヒータイム…揺良楽で過ごす豊かな時間
“ゆっくりと時を過ごすことが最高の贅沢”という考え方から設計された「揺良楽」。暖炉を囲んで・読書の時間に・コーヒータイムに・晩酌にと、心地よいゆらゆらを楽しみながら豊かな時を過ごすことができる。
座り姿勢で過ごす長い時間も愉しめる座椅子
日本において、成人が座る時間は長く、1日7時間と言われている。そんな長い時間を座りながら「ゆらゆら・ごそごそ」、あぐらをかいたり立膝をしたりと、思い思いの体勢で愉しめるのも「揺良楽」の魅力だ。
家具の力によって多くの人々に快適に過ごしてもらいたいという考えのもとに生まれたロッキングチェアー「揺良楽」。
長時間座ることを強いられる現代人にとって、安らぎを与えてくれる椅子はなんともありがたいものだ。晩酌や読書などのリラックタイムにはもとより、タウンワークでも同製品を活用してみてはいかがだろう。
座椅子 揺良楽(ゆらら)
(高野晃彰)