レアル・マドリードが、マンチェスター・ユナイテッドに所属する元フランス代表DFラファエル・バラン(30)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『Fichajes』が伝えた。
今季開幕戦で守備の要であったブラジル代表DFエデル・ミリトンがヒザの大怪我を負ったマドリード。その状況下でもラ・リーガは最少失点と堅守を築いてきたが、17日に行われたラ・リーガ第17節のビジャレアル戦でオーストリア代表DFダビド・アラバが左ヒザ前十字靭帯の断裂で今季終了となった。
そのなかで、マドリードは今夏にベルギー代表GKティボ・クルトワが長期離脱でその代役としてチェルシーからスペイン代表GKケパ・アリサバラガをレンタルした時と同じオペレーションを使いたいと考えている模様。そして、ユナイテッドにバランのレンタルをリクエストする予定だという。
2011年夏に加入したレアル・マドリードでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇などに貢献したバランは、2021年7月にユナイテッドへ移籍。昨季は公式戦34試合に出場するなど、主力としてプレーしたが、イングランド代表DFハリー・マグワイアと立場が逆転して控えに降格している。