スコットランド1部セルティック所属DF小林友希は、来年1月のJリーグ復帰がほぼ確実である模様。セルティックからアビスパ福岡へ期限付き移籍中のMF井手口陽介も、引き続きJリーグクラブでプレーする見込みだという。
英紙『サン』が18日に伝えたところによると、セルティックは来年1月の移籍ウィンドウで余剰戦力の放出に注力するとのこと。今季ここまで公式戦で出番のない小林について「セルティック退団がすでに決まっており、複数のJリーグクラブが彼を追いかけている」とリポート。先月には神戸復帰の可能性も報じられていた。
また2023シーズンに福岡の主力選手として活躍した井手口については「ブレンダン・ロジャーズ監督は量より質を求めている。肥大化したチームの立て直しを図っており、小林と同じく井手口もセルティック退団の必要条件を満たしている」と指摘。一部では福岡や神戸へ完全移籍する可能性が報じられているが、『サン』は具体的な移籍先候補に言及していない。
小林は昨年11月に神戸からセルティックへ完全移籍も、アンジェ・ポステコグルー前監督のもと昨季は公式戦7試合の出場にとどまっていた。そして監督交代後も、今年7月に行われた日本ツアーの横浜F・マリノス戦で前半から失点に絡むなど、低調なパフォーマンスを露呈。その横浜FM戦で負傷退場すると、復帰後もほぼ全試合ベンチ外と厳しい立場に置かれていた。
一方の井手口は、2021年12月にガンバ大阪からセルティックへ完全移籍も、度重なる負傷離脱もあり出場機会を得られず。2022/23シーズンにアンジェ・ポステコグルー前監督のもとで構想から外れると、今年2月に1年レンタルにより福岡へ加入。今年3月に再び長期離脱を余儀なくされたが、6月の復帰後はリーグ戦ほぼ全試合で先発出場。YBCルヴァンカップ優勝に大きく貢献したほか、Jリーグ優秀選手賞を受賞するなど、日本で完全復活を遂げている。