久保建英(当時FC東京)写真:Getty Images

 埼玉西武ライオンズからフリーエージェント(FA)宣言した山川穂高は、今月19日にソフトバンク入りが正式決定。西武からのFA流出が止まらない中、西武ファンかつFC東京サポーターである歌手の土屋礼央さんが、両チームの退団選手や海外移籍選手を比較している。

 現在47歳の土屋さんは東京都国分寺市出身ということもあり、少年時代から西武ファン。文化放送『ライオンズナイター』に度々ゲスト出演しているほか、昨年3月には『スカパー!埼玉西武ライオンズ応援団長』に就任している。また2011年からおよそ7年間にわたり『TOKYO MX』で放送された『F.C. TOKYO魂!』でメインMCを担当。FC東京サポーターとしての顔も持つ。

 土屋さんが応援している西武は、浅村栄斗(東北楽天)、森友哉(オリックス)などFA宣言により他球団へ移籍した選手が多い。それだけに、土屋さんは山川のソフトバンク移籍報道を受けて「山川、森友哉、秋山翔吾、菊池雄星、浅村、炭谷、岸孝之、涌井、中島… 我がライオンズは、定期的に優秀な選手を輩出する凄い球団です!誇ろう!みんな現役!」とXに投稿。「一度全員戻ってきて戦ってみたい」とハッシュタグ付きのメッセージを残すなど、今オフに楽天を戦力外で退団した炭谷銀仁朗につづく元ライオンズ戦士の復帰を待ちわびている。

 さらに土屋さんは、FC東京所属選手による海外移籍にも言及。「ちなみにFC東京も海外移籍組がそのまま残っていたら、結構強豪チーム」と主張すると、FC東京から海外挑戦を果たした選手としてMF久保建英(レアル・ソシエダ)、FW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)、MF安部柊斗(RWDモレンベーク)、MF中島翔哉(浦和レッズ)、FW田川亨介(ハーツ)、MF橋本拳人(ウエスカ)、DF室屋成(ハノーファー)、DF長友佑都(FC東京)、DF渡辺剛(ヘント)、DF小川諒也(シント=トロイデンVV)を挙げている。

 この土屋さんの投稿は、FC東京サポーターをはじめJリーグファンの間で話題に。「権田修一を入れたら、スタメン完成する」「同感!」「サッカー界の埼玉西武ライオンズことFC東京。悲しい…」といったメッセージが寄せられているほか、自チームの海外移籍組でイレブンを組む他クラブのファン・サポーターもいる。