魚探反応は凄いが喰いが悪く難しい
私も即座に釣りを開始して底層付近に映る魚探反応から狙うも喰いが悪い。水深がわりと浅いこともあり、単発掛けでも釣れる時はとんとん拍子に釣果は増えていく。
9時を過ぎた頃からペースが上がり単発ばかりではあるものの1束超え。難しいなりに楽しめそうだと期待感。10時を過ぎるとさらに反応は濃くなってきたが、反応通りには釣れない。集中してショートバイトを拾っていくポツポツペースは変わらない。たまに3mから底までの間に群れが入ったタイミングで、合わせると多点掛けを狙えるパターンで数を稼ぐ。常に竿を動かしているような釣りだ。
200尾に達成
11時20分に220尾と状況のわりには釣れている。反応も出入りが激しいが、サカナが映る限りは誘いとエサ替えは怠れないので油断ならない。久しぶりのワカサギ釣りは難しくて参りそうだが3束もみえてきた。
常連さんは束超えで早上がり
村山さんの釣りをみていると凄く楽しそうに誘って掛けているのでこちらまで頑張らねばと思わされてしまう。いつの間にか村山さんは釣果に満足したようで102尾で早上がりされた。あれだけ楽しそうにワカサギ釣りをされる釣師を久しぶりに見た気がする。
最終釣果は377尾
私も負けじと楽しみながら釣りをしていき13時15分で322尾となる。だが魚探反応は群れの足が速くなり、魚影もうすくなっていく。14時で355尾だが、なんとなく今日のほぼ限界値であろう。
朝イチで群れが入った13番ロープのポイントに寄ると、群れが入ってきて少しだけ増えたが、すぐに魚影もなくなり377尾で納竿とした。凄く疲れる釣りになってしまったがやはりワカサギ釣りは面白い。
難度高めの状況の攻略法
今回難易度高めながら数を伸ばせたポイントを振り返ってみる。
1、最新の竿頭釣果エリアを狙った
現在津久井湖上流域では3エリアに釣果が分かれているが、やはり最新竿頭エリアがなんだかんだ間違いなしの釣況であった。加えて今回はお隣さんが楽しそうにワカサギを釣っていたこともあるが釣れるエリアはやはり釣れる。
2、常連や船頭情報を信じる
釣果情報のみを信じてポイント選定も間違いではないが、より通い詰めている常連中の常連や船頭の話が1番確実である。コレはどの釣場でも同じで、同地を極めている方の状況把握はこの上ない情報である。
3、魚影を信じてひたすら動かす
魚探反応のわりに喰いが悪い時期は毎年あるが、難しい釣りになるだけに修行の様な釣りだ。だが釣れないわけではなく、努力次第で釣果が伸ばせる状況だった。ひたすらに手を動かして誘い掛けて釣果を伸ばすことが出来た。
<なおぱぱ/TSURINEWSライター>
津久井湖・沼本ボート