アンデルソン・ロペス 写真:Getty Images

 横浜F・マリノスを2023シーズンまで率いていたケヴィン・マスカット氏は、今月17日に中国1部・上海海港の監督に就任。横浜FM所属のブラジル人FWアンデルソン・ロペスにも上海海港行きの可能性が現地で報じられている。

 中国メディア『新浪』は17日に上海海港の現有戦力を特集。外国籍選手について「オスカルをはじめ外国籍選手4名がリーグで力を発揮できていない。上海海港は中国1部で最も外国籍選手への依存度が低く、それが弱点だ」と指摘。3選手を入れ替える可能性があると伝えている。

 その上で、上海海港の獲得候補としてロペスを紹介。「上海海港がマスカット氏と契約した際、ロペスにもすでに連絡を取っている」と、水面下で交渉を進めている可能性があるという。

 また『新浪』は、今季限りで川崎フロンターレを退団したブラジル人MFジョアン・シミッチも上海海港の新戦力になり得る選手としてピックアップ。シミッチに関しても「上海海港と接触している外国籍選手だ」と伝えている。

 上海海港は2023/24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でプレーオフ敗退に終わったほか、国内カップ戦のタイトルも獲得できず。しかし今季の中国1部リーグで優勝したことにより、2024/25シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)出場権を獲得。今季J1リーグ2位の横浜FMとACLEの舞台で対戦する可能性がある。