ブラジル1部コリチーバ所属の元U17ブラジル代表MFアンドレイに、再びJリーグ移籍の可能性が浮上。同選手にはかつてセレッソ大阪からの関心が報じられていた。
現在25歳のアンドレイは、身長175cmで右利きの守備的MF。下部組織時代も含めて、2021シーズンまでヴァスコ・ダ・ガマ一筋のキャリアを歩んでいた。また2021年6月にはセレッソ大阪とトルコ国内クラブからのオファーが報じられてたが残留。しかしヴァスコ・ダ・ガマが当時2部リーグで戦っていたこともあり、昨年1月にコリチーバへ移籍している。
コリチーバ加入1年目の2022シーズンは、開幕当初からレギュラーを張っていたものの、5月のリーグ戦で膝の靭帯を損傷。残り全試合を欠場すると、今季はリーグ戦でスタメン出場11試合にとどまったが、11月以降にレギュラーの座を取り返している。
ブラジルメディア『terra』によると、同選手のもとにはブラジル国内クラブの他に、Jリーグクラブからオファーが届いているとのこと。
ただ一方で、コリチーバの情報に詳しいロジェリオ記者は16日に「アンドレイは今オフにフリー移籍することができたが、コリチーバとの契約更新を選択した。残念なことに、怪我の影響で移籍への道は妨げられた」と報じているが、ドイツ発の移籍専門サイト『トランスファーマルクト』は、両者の契約期間が2025年1月までとしている。
なおコリチーバは今季のブラジル1部リーグで8勝6分24敗と19位に終わり、2部降格が決まっている。以前、ヴァスコ・ダ・ガマ退団の理由が1部リーグでのプレーと報じられていただけに、アンドレイが再び移籍を決断する可能性もある。