岩崎悠人 写真:Getty Images

 サガン鳥栖所属FW岩崎悠人は、一部でアビスパ福岡移籍の可能性が取りざたされている。そんな中、以前に岩崎本人が訪れた飲食店の店主によるSNS投稿が話題に。福岡移籍を“フライング発表”と捉えるファン・サポーターもいただけに、店主が自身の投稿内容について謝罪している。

 岩崎は2021年8月に北海道コンサドーレ札幌から鳥栖へ期限付き移籍。加入1年目にJ1リーグで13試合に出場したほか、2022シーズンにはリーグ戦32試合の出場で2ゴールをマーク。同シーズンオフに完全移籍へ移行すると、2023シーズンもリーグ戦31試合でスタメン出場するなど、攻撃陣の中心選手として活躍していた。

 同選手の去就を巡っては、今月上旬にJ1リーグ複数クラブによる争奪戦が勃発と一部メディアが報道。しかし16日になって、福岡への完全移籍が決定的と報じられている。

 すると、福岡市内の飲食店オーナーが16日夜にTikTokで「岩崎悠人選手 アビスパ福岡に完全移籍 新天地でも頑張ってください」と投稿。投稿時点では、両クラブが同選手の去就に関して公式発表していないだけに、X(旧ツイッター)上では「フライング発表だ」「岩崎、本当に福岡へ移籍するんだ」「禁断の移籍実現」などの声が上がっていた。

 一方、オーナーはXでも岩崎の去就に言及。今年7月23日に岩崎が来店した時に投稿を引用した上で「岩崎選手、アビスパ福岡に完全移籍なんだ‼︎ 新天地でも頑張ってください」と投稿。TikTokの投稿内容が断定的な表現だったこともあり、16日夜に「ニュースを見て私の先走りで投稿しちゃいました。誤解を招く投稿して誠に申し訳ございません。ちなみに写真は夏に撮ったものです」と謝罪している。