パリ・サンジェルマン(PSG)が、リールに所属するU-21フランス代表DFレニー・ヨロ(18)の獲得に興味を示しているようだ。フランス『フット・メルカート』が伝えた。
2017年にリール下部組織へ加わったヨロは、190cmのリーチを生かした深いタックルや高いビルドアップ能力を併せ持つセンターバック。昨年5月に16歳6ヶ月1日という若さでトップチームデビューを果たすと、今季もここまで公式戦19試合に出場している。
そんなヨロのパーフォマンスが、PSGのスポーツディレクターを務めるルイス・カンポス氏らの目に留まったという。PSGは17日に開催されるリーグ・アン第16節でリールと対戦予定となっており、パフォーマンス次第では同選手への関心を務める可能性があるようだ。
また、バイエルン・ミュンヘンやレアル・マドリードも関心を示しているフランス人DFに対して、リールは移籍金5000万ユーロ(約77億3000万円)に設定しているとのこと。そのため、カンポス氏は争奪戦を制するべく、近日中に選手に近い人物に会い、プロジェクトなどを明確に説明するようだ。
加えて、PSGはフランス人DFが世界最高のDFに成長すると確信すれば、リールが求める上述した移籍金を喜んで支払う模様。1月に獲得に漕ぎ着けた場合は今季終了までのレンタルでリールに残すことにも前向きなようだ。