マンチェスター・ユナイテッドに所属する元フランス代表DFラファエル・バラン(30)が、来夏にフリーで退団する可能性もあるようだ。イギリス『アスレティック』が伝えた。
2011年夏に加入したレアル・マドリードでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇などに貢献したバランは、2021年7月にユナイテッドへ移籍。昨季は公式戦34試合に出場したが、今季は控えに降格したこともあり、今季はここまでプレミアリーグ8試合の出場にとどまっている。
そんなバランは2021年加入時に、2025年夏までの契約だと発表されていた。しかし、今回伝えられるところによれば、実際は今季限りまでの契約で1年間の延長オプションが付随しているようで、ユナイテッドが1年分の年俸である1300万ポンド(約23億2000万円)を節約したい場合はフリーでの退団もあり得るようだ。
1月1日からはフリー移籍に向けた海外クラブとの交渉が可能となるなかで、バランとテン・ハグ監督の関係には緊張感が走っているとのこと。今夏に退団した元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアのように1年の延長オプションを行使しない可能性が高いようだが、どのような結末が待っているのだろうか。