毎日仕事に追われ、気づいたら月日が経っている。そんななかで「自分の人生は、最後どうなるのだろう」と考える人もいるのではないでしょうか。

ビジネス書を発行する株式会社自由国民社は12月12日(火)、木村まり氏による新刊『幸せに人生を終えた人から学んだこと』を発売しました。

約6割の人が人生の最期を自宅で迎えたいと希望

日本財団の調査によると、約6割の人が人生の最期を慣れ親しんだ自宅で迎えたいと希望しているという結果が示されています(※1)。

しかし、現状の日本の医療システムでは、家族の負担がかかってしまうことから、実際に自宅で最期を迎える割合は約17.4%であり、64.5%の人が病院で最期を迎えているようです(※2)。

出典:

※1.日本財団「人生の最期の迎え方に関する全国調査報告書」(2021年)

※2. 厚生労働省「2022年人口動態調査」

「愛され高齢者」になるための秘訣を紹介

著者は、急性期病院の看護師を勤めています。仕事をするなかで、自宅に帰りたいという希望を持つものの、多くの高齢患者さんが高齢者施設へと移される現実を目の当たりにしてきたといいます。

ささやかな願いを叶えられない現状がある一方で、最期を自宅で過ごす人も一定数いるようです。本書では、年をとっても最期まで幸せな人生を過ごせる人は、家族から負担に思われることなく、“愛される秘訣”があるといいます。

そんな「愛され高齢者」となる秘訣とは何でしょうか。今もなお医療の現場に携わる著者が、エピソードを交えて「楽しいことを考えて過ごそう」「譲り合い、思いやりの言葉を口にしよう」「美しい生き方をしよう」などのテーマで解説します。

将来に備えて、いまから読んでおいても良いかもしれません。

書籍情報

『幸せに人生を終えた人から学んだこと』

著者: 木村まり

定価:1,650円(税込)

判型:四六判並製

頁数:256ページ

ISBN:978-4-426-12933-0

発行日:2023年12月12日(火)

〈参照〉

新刊『幸せに人生を終えた人から学んだこと』刊行