マンチェスター・ユナイテッドが、現在フリーとなっているフレン・ロペテギ氏(57)の招へいに興味を持っているようだ。スペイン『レレボ』が伝えた。
カメルーン代表GKアンドレ・オナナやデンマーク代表FWラスムス・ホイルンド、イングランド代表MFメイソン・マウントを獲得して今季に臨んでいるユナイテッド。だが、UEFAチャンピオンズリーグではグループリーグ最下位に終わると、プレミアリーグでも6位となっている。
2022年夏から率いているエリック・テン・ハグ監督への風当たりが強くなっているなかで、ユナイテッドはロペテギ氏は次期指揮官として完璧な存在だと考えており、現状を好転させるには理想的なタイミングだと考えているという。
ユナイテッド上層部はスペイン人指揮官のウルバーハンプトン・ワンダラーズでの仕事ぶりや語学力、ヨーロッパなどでの経験を高く評価している模様。ジネディーヌ・ジダン氏やグレアム・ポッター氏も候補に挙がっているが、現時点では同指揮官の方が有利に立っているようだ。
スペイン代表やレアル・マドリードを率いていたロペテギ氏はブラジル代表MFカゼミーロや元フランス代表DFラファエル・バランとも良好な関係を築いているとのこと。なお、ロペテギ監督は今年8月にウルブス監督を退任すると、その後はサウジアラビアからの巨額オファーを拒否していたようだ。