古橋亨梧 写真:Getty Images

 セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧は、今月13日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)フェイエノールト戦でスタメン出場。韓国代表FWオ・ヒョンギュとのポジション争いが激化する中、再びプレミアリーグ(イングランド1部)移籍の可能性が現地で報じられている。

 昨季、絶対的ストライカーとして活躍し、リーグ連覇やスコットランド3冠達成に貢献した古橋。今年7月にセルティックと2027年6月までの契約延長で合意したが、今季はブレンダン・ロジャーズへの監督交代もあり、公式戦でここまで8ゴールと得点力が低下。今月6日に行われたスコットランド1部リーグ第16節ハイバーニアン戦から2試合続けてオ・ヒョンギュにレギュラーを明け渡していた。

 英メディア『チームトーク』によると、プレミアリーグ所属のブレントフォードがすでに古橋を獲得候補にリストアップしているとのこと。これによると、ブレントフォードは現時点でイングランド代表FWイヴァン・トニーと契約延長を目指しているが、DF冨安健洋所属のアーセナルへ移籍の可能性があり、後釜候補として古橋に関心を寄せているという。

 ただ同メディアは「彼はすでに28歳。セルティックでのインパクトにもかかわらず、あまり魅力的ではない。それにもかかわらず移籍金は高額であり、より若い選手を獲得可能だと考えるクラブを遠ざけている」と指摘。

 ブンデスリーガ(ドイツ1部)やセリエA(イタリア1部)方面からの関心もあわせて伝えた上で「セルティックはオファーに応じないだろう」と、今冬残留が濃厚との見方を示している。一方で、選手サイドの意向については「セルティックでのプレーにとても満足しているが、世界トップレベルであるリーグへの移籍にも前向きだろう」と綴っている。