イランのラテンアメリカでの影響力は拡大

またチリは、ボリビアが海への出口を求めてチリと紛争中である。そのボリビアがテロと麻薬の密売を擁護しているイランと関係を強化したということで同様に不満を表明している。

ボリビアはエボ・モラレス前大統領の政権中にベネズエラの当時のチャベス大統領に同調して反米主義に徹してロシア、中国、イランなどとの関係を強化した。またエボ・モラレス氏はイランとの関係を強化した以後の2014年からはイスラエル人の入国にはビザ取得を要求した。そして、BRICSへの加盟にも関心を示している。

今年7月のイランとの防衛協定で国境警備の強化としてイランからドローンの提供を受けることになっている。特に国境の警備に使用するのが目的だとされているが、麻薬の密輸が盛んなボリビアで国境の警備にドローンを使うとされているが、それは麻薬の密輸を手助けしようという目的であるかもしれない?

今回のボリビアとの防衛協定でイランはラテンアメリカにおいてニカラグア、キューバ、ベネズエラそしてブラジルと南米において着実に勢力を拡大している。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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