釣友に良型シロアマダイ
この後は少し静かな時間があったが、10時を過ぎた頃に友人の竿が大きく曲がった。途中竿を叩くような引きを見せた魚は立派なシロアマダイだった。タナは低めで餌はホタルイカを使用したとのこと、これにより小さい個体を避けられたのかもしれない。
アマダイは固まって釣れることが多く、船中でも続々と上がり私の竿にも久々のアタリがあった。上がってきたのは朝のよりは大きめの本命、良型とまでは言えないが無事に釣れて安心出来た。その後はイトヨリを1尾追加し終了。サイズは出なかったものの幻と言われる魚が4尾も釣れたのは驚きだ。(1尾は小さめかつ元気だったのでリリース)
釣友には良型(提供:TSURINEWSライター・灰野広武)
トップは置き竿釣法
因みにトップは10尾近く釣っており、釣り方を見てると餌はオキアミで柔らかめの竿にて置き竿にしていた。あまり動かす必要がなく、水深の変化も多く無いので理に適った釣り方かもしれない。
餌についてもホタルイカが特餌と言われているが、魚の目の前に落とせれば何でも喰うので結局オキアミが無難かもしれないとのこと。アマダイ釣りはゲストも魅力なのでそちらも合わせて狙いたい人はオキアミのみでも良さそうだ。
当日の釣果(提供:TSURINEWSライター・灰野広武)
シロアマダイの味
帰宅後、シロアマダイは定番である鱗をつけたままカラッと揚げる松笠揚げで食した。アカアマダイに比べるとやや鱗が細かいのか食感が良く、香ばしさと白身の旨みを感じられいくらでも食べられる味だ。残りとイトヨリダイはカルパッチョを試してみた。これも美味しいが熱を通した方が個人的には好み。ただ大きい程味が良くなる魚なので、良型であればまた印象が変わりそうだ。
松笠揚げは絶品(提供:TSURINEWSライター・灰野広武)
今回大きいのが釣れなかったのもあるが、船長の対応が非常に良く知識と経験が豊富で話を聞いているだけでも楽しめた。その点でも是非リベンジしたいと思わせる釣りだった。
イトヨリとシロアマダイのカルパッチョ(提供:TSURINEWSライター・灰野広武)
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<灰野広武/TSURINEWSライター>