道の駅 はまびより
2023年6月にオープンした「道の駅 はまびより」。
はまびよりのある美浜町は、その名のとおり美しい浜を持つ町。
海や湖、川にも恵まれ、水が織りなす豊かな"自然"と魅力あふれる"食"は、町を愛する温かい"人々"によって育まれました。
美浜町の観光の玄関口として、また地元のにぎわいの中心として道の駅「若狭美浜はまびより」は誕生しました(はまびより公式サイトより引用)
道の駅内には地元産の食材、加工品を中心の多くの商品が並んでいます。
若狭といえば小鯛のささ漬けですよね。塩加減が絶妙です。
へしことは?
若狭や越前海岸沿岸の伝統料理で、魚の内臓をとりだして塩漬けし、さらに糠漬けすることで腐らせずに長期保存を可能にした。厳しい冬を越すための貴重なたんぱく源であり。歴史は古く、江戸時代の中頃にはすでに作られはじめていました。
ごはんのおかず、お酒のつまみにぴったりのへしこ。私も大好きです。
福井は水がきれいな土地なので、美味しいお米が採れます。こしひかりは実は福井県の試験場で生まれたという事実をご存知でしたか?
水が美味しくお米が美味しいということは日本酒も美味しくなるということですね。
外にはテラスもあり、買い物だけでなくゆったり休むことができます。
道の駅は普通、国道沿いとか郊外にあることが多いですが、はまびよりはJR美浜駅に隣接しています。
ということは車だけでなく鉄道で訪れるお客さんも多いということです。
訪れるのはマイカー客だけでないため、道の駅には珍しくBarがあります(夜営業)
道の駅内に託児所もあります。レンタルスペースもあり、地元の方にとってはコミュニティセンター的な存在としても愛されているようです。
まとめ
三方五湖の絵画のような美しさ、自然の造形、映えスポットの嵐、天空の足湯など、一日いても飽きない魅力に溢れたところでした。ゆったりしたソファに腰を静め、ぼーっと湖を眺めていると心が洗われるようでした。
地球に優しい日本初の電池推進遊覧船、あまりの静けさ、揺れの無さに感動しました。これからの観光は、こういう姿が当たり前になっていくのだろうと思いました。
JRの美浜駅に隣接した道の駅はまびより。地元の人々が思いを込めて作った産品が並び、観光客だけでなく、地元の人々にも愛される集いの場。
地方の衰退が叫ばれて久しいですが、観光客向けだけでなく、地元の人たちにとっても大切な場所。そういう、人々が集まる場が活力を生み出すのかもしれません。
2024年春に北陸新幹線が敦賀まで延伸し、関東圏から福井県嶺南エリアへのアクセスがずいぶん便利になります。
今回ご紹介した三方五湖、美浜町レイクセンター、はまびよりへも約1時間位でアプローチできます。
全国的、特に関東圏にお住まいの人々にとっては知名度が低い嶺南エリアですが、自然も食べ物も文化も豊かな土地でした。
ぜひお訪ねください。
文・写真・シンジーノ/提供元・たびこふれ
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