【いま注目のトレンドワード・342】11月29日にX(旧Twitter)で「みちしるべ」というワードがトレンド入りした。これは同日に情報解禁となった劇場版「名探偵コナン」の最新作タイトルの中で使われた言葉だが、なぜタイトルまるごとではなく、「みちしるべ」というワードだけが話題となっているのだろうか。ネット上の反応も合わせて見ていこう。

劇場版「名探偵コナン」の「みちしるべ」を漢字で書くと? 歴代初の「平仮名当て字」作品!
(画像=劇場版最新作のタイトルが「クセが強い」と話題に (画像はイメージ),『BCN+R』より 引用)

すんなり読ませない! クセの強い劇場版タイトル

 2024年4月に公開される「名探偵コナン」の劇場版第27弾のタイトルが「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」と発表された。

 公開されたティザービジュアルでは、怪盗キッドにコナン、服部平次と和葉などのキャラクターが描かれ、背景には今回の舞台である北海道・函館の名所である五稜郭が描かれている。これがタイトルの「五稜星」を示唆していると思われるが、いったいなぜ「みちしるべ」という読みをさせるのか、考察のしがいがありそうだ。

 最新作の情報解禁を受け、「絶対見なきゃ」「キッドVS平次は楽しみすぎる」といった歓喜の声があがると共に、タイトルの「五稜星」の読み方を知ったファンたちからは「過去イチ読めない(笑)」「ごりょうせいじゃないのか」「読めないことがコナンらしさ」といったお決まりの難読タイトルに盛り上がる声も多数上がっていた。

 これまでにも、「名探偵コナン」の劇場版シリーズでは特殊な読み方をする単語が多数使用されている。歴代作を振り返ると、「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」「異次元の狙撃手(スナイパー)」は、英語読みという点で比較的読みやすいタイプだ。

 一方、「黒鉄の魚影(サブマリン)」「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」のような当て字で読ませるパターンも。数々の名タイトルがある中で、今回の「平仮名の当て字」は歴代シリーズ初となった。年々難しくなっていくタイトルの読み方すら、謎解きとして楽しみにしているファンも多い様子。

 対峙する怪盗キッドと平次、そして平次と和葉の恋模様など、気になる見どころ満載の劇場版最新作。「みちしるべ」が指し示す謎も解き明かされるであろう、公開の日を楽しみに待とう。(フリーライター・井原亘)

「みちしるべ」だけじゃない! 是非チェックしたいその他トレンドワード
・岸くん構文
・キッド様
・平次と和葉
・#グラコロ30周年大感謝祭

■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている

提供元・BCN+R

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