世界的な脱炭素、電力需要の拡大などにともない、再エネへの関心が高まっている。一方、本格的な発電機の導入には、まとまった費用がかかるため、手軽かつ安価に再エネが活用できれば嬉しい。
そこで、今回紹介したいのがアフリカ・ケニアに拠点をもつスタートアップGreenlight Planetが手がけるコンパクトなソーラーシステムだ。
手軽に電源を自給自足、アフリカの電力需要に応える
Greenlight Planetは、オフグリッドソーラーなどの開発・販売に取り組むスタートアップ。2009年にソーラーランタンの開発事業を米国シカゴで創業し、インドで販売を開始。2014年にケニアに拠点を設立したことがアフリカ進出の一歩となった。(参考:JETROレポートより)
オフグリッドとは、電力会社の送電網(グリッド)に繋がずに、電気を自給自足する状態のことを指し、近年は非常用の電源供給方法としても注目されている。

Sun King 公式サイトより引用
なかでも小型サイズのソーラーシステムは、軽量で組み立て・取付けも簡単にできるのが魅力だ。

Sun King 公式サイトより引用
小型でもワンランク上になると、パネルが別付けで出力W数も3つのレベルから選択でき、屋根や室外にパネルを設置して使うことも可能に。パネル自体が蓄電池のように電気を貯めておけるため、一般的な日本の太陽光パネルよりもはるかに利便性が高いようにも思える。

Sun King 公式サイトより引用
オフグリッドで数歩先を行くGreenlight Planetの再エネ

Sun King 公式サイトより引用

Sun King 公式サイトより引用
電力会社の送電線を必要としない、いわゆる“オフグリッド”と呼ばれるタイプは、簡単に自立・自給型の再エネ導入が実現しやすく、アフリカでは貧困層が電力にアクセスする手段としても10年程前から注目を集めている。