イギリスにて超常現象調査員が、エドワード王朝時代に造られたプールで『シャドーマン』をカメラに収めることに成功して話題になっている。
スコットランドのレンフルーにあるビクトリー・バスことレンフルー浴場（Renfrew Baths）は、1921年に建てられたもの。近代的な水泳施設とエドワード王朝時代の建築が融合した珍しい建物で、水泳愛好家にも歴史ファンにも人気のある場所だ。
このプールには幽霊が出ると言われており、白装束の女性や昔ここで溺死したと思われる少年、閉館後に建物の奥の部屋で謎の足音を聞いたという証言などがここで働くスタッフから長年報告されている。
昔から噂される霊現象の証拠を記録しようと、先日地元の超常現象調査団体であるスコティッシュ・ゴースト・カンパニーのメンバーらがこの建物で一夜を過ごすことを計画、夜通し調査を行った。
調査の時は特に何も目撃されなかったのだが、後にスタッフの一人がメインプールの横に立つ『影のような人』の姿を写真に収めていたことが判明して話題になっている。
「写真を撮ったのはクルーの一人で、私たちのポートフォリオ用に撮ったものです」とイヴォンヌ・ヒデスは地元メディアのグラスゴー・ライブに語った。
「翌日、いつものようにメインページに掲載したところ、他のメンバーがその影に気づいて、私たちに尋ねてきました。 そこで初めて、私たちは確かに暗い影が写っていることに気づいたのです。 私たちは実際に霊の証拠を収めることに成功したことは凄いことだと思っていますが、私たちが現場にいたとき、彼がすぐそばをさまよっていたと思うと、気味が悪くなります」
画像には確かにプールサイドに立っている黒い影のようなものが写っているようだが、詳細を確認するのは難しい。
「写真を撮ったクルーは、写真を撮ったときにはプールに誰もいなかったと言っています。また、レンフルー・バスのマネージャーに確認も取りましたが、その夜、プールサイドには誰もおらず、 宿泊客は全員私たちのクルーと一緒の区域にいたことが解っています」
ということは、この写真は超常現象の証拠なのだろうか、それとももっとありふれた現象が写ってしまったにすぎないのだろうか？
皆さんも画像を見て考えてみてほしい。
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【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS（アトラス）」からの提供です】
文＝田中尚（ミステリーニュースステーションATLAS編集部）
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提供元・TOCANA
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