「サッカーキング」といったスポーツ専門メディアの運営などを展開している株式会社シーソーゲーム(以下、シーソーゲーム)は、12月11日(月)に斎藤佑樹氏がCIO(Chief Innovation Officer)に就任したことを発表しました。

就任した意味とは?

CIO(Chief Innovation Officer)とは、事業戦略の推進や新規事業の立ち上げなどを行う役割です。

シーソーゲームの瓜生氏は、斎藤氏のCIO就任発表会で「国内最大のスポーツ会社になるために、プロアスリートとして第一線で活躍した斎藤氏の知見や経験が必要だと感じ、CIOに任命した」とコメントしています。

斎藤氏は就任発表会で、CIOになることで野球だけではなく「スポーツ業界にイノベーションを起こしていきたい」と発言したそうです。

斎藤氏提案の取り組みが開始

斎藤氏からの提案で、同社は新たな取り組みとしてアスリートのネクストキャリアを取り扱うメディア「NEXT STORIES」(仮称)のサービス提供を始める予定です。

このメディアでは、記事や動画コンテンツにて現役アスリートやアスリートのファンに向けたコンテンツを発信。現役を引退し、アスリート時代に培った経験を活かして新たなステージで活躍する元アスリートの姿を紹介します。

そのほかにも、外部連携によるアスリートの就業支援やイベントなどもおこなっていくそうです。

AI活用の記事作成も

また、AIを活用した少年野球メディアプロジェクトの発足に取り組むことも発表しました。

少年少女の活躍をAIが自動生成した記事コンテンツとして記録できる新たなサービス開発を行います。

まずは、日本プロ野球の2軍公式戦の全試合において、AIによる自動生成記事を同社が運営する野球専門Webメディア「ベースボールキング」で提供開始する予定です。

<参照>

斎藤佑樹氏が取締役 兼 CIOに就任 ~アスリートのネクストキャリア支援他、新規スポーツ事業を展開予定~

斎藤佑樹氏が当社子会社の取締役 兼 CIOに就任

【イベントレポート】シーソーゲーム取締役 兼 CIO 斎藤佑樹氏就任発表会