Androidスマホユーザーに限らず、便利なGoogleのサービスを利用するためにGoogleアカウントを保有している人は多いでしょう。しかし、Googleは2023年12月1日より、2年間使用されていない休眠アカウントを削除するとしています。そこで今回は、長らく使っていないGoogleアカウントが削除されないようにする方法を紹介します。
Googleが23年12月1日より休眠アカウントを削除!
Androidスマホを使うにはGoogleアカウント(Gmail)の作成が必須になっています。また、iPhoneユーザーでも便利なフリーメールとしてGmailを利用している人は多いでしょう。
事実、Googleアカウントユーザーが利用できるGmailのユーザー数は2018年10月時点で15億人を超えているのです。
そのようななか、Googleは2023年5月16日に「2年間以上使われていないアカウントおよびアカウント内容やデータを、2023年12月1日から削除する」と発表しました。

Googleがアカウントを削除する背景には、放置されているアカウントはアクティブなアカウントに比べて2段階承認などのセキュリティ対策が取られておらず、個人情報の漏洩やスパムなどに悪用されてしまう可能性があるから。
たとえば、過去に複数のGoogleアカウントを作成したものの、現在はほとんど使っていない場合もあるはずです。
もし、Googleアカウントを削除されてしまうと、当時使っていたGmailやGoogleドライブにアップロードされた写真などもすべて削除されてしまうかもしれません。
現在使っているGoogleはともかく、長らく使っていないGoogleアカウントがある場合は、アカウントが削除されてしまう前に対応しておくべきでしょう。
ただし、23年12月1日になったら一斉に休眠アカウントがすべて削除されるわけではないようなので、もし、心当たりのある人は早めに対策しておきましょう。
【1】Chromeでログインする
Googleアカウントが2年間使われていないというのは、「2年間ログインされていない」という意味です。
したがって、パソコンやスマホでChromeを起動して、2年以内にGoogleアカウントでログインすれば、そのアカウントが削除されることはありません。
Chromeのアカウントアイコンをクリックして「別のアカウントを追加」を選択し、長らく使っていないGoogleアカウントでログインしましょう。
ChromeでGoogleアカウントにログインする手順


