老後の資金の準備ができていないと、老後貧乏に陥る可能性がある。人生100年時代といわれる昨今、誰にでもありえる共通の問題になりつつあるだろう。そこで今回は、老後貧乏になる予備軍にありがちな行動を紹介していこう。
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健康投資をケチる
お金を貯めることを重視しすぎて、健康診断に行かない、多少の不調は気合で治すなど、検診代や診察代を払いたくない人もいるかもしれない。しかし、老後にお金がかかる最も大きな原因は医療費だ。高齢になってからの医療費は若いときよりも安くはなるが、公的保険だけで対応しきれないことも多い。豊かな老後を過ごすためには、若いときからの健康投資も重要だ。
年金だけで老後の生活をまかなうつもりでいる
老後の生活費の基本となるのが、公的年金だ。収入が高い人ほど、年金の心配をしていないというケースも少なくない。しかし、受け取れる年金には上限がある。現在の年収がどうであれ、年金暮らしになると収入が下がることに変わりはない。そのため、年金だけをあてにしていると危険だ。
まずは、自分の年金額を「ねんきんネット」などで把握し、老後の資金準備をしてほしい。