スマートフォンを中心とした金融サービスを提供するauじぶん銀行株式会社が20~50代の働く女性500人を対象に金銭意識とボーナス・投資に関する調査を行いました。
集計結果によると、2023年の冬季賞与の平均支給額は37万7,192円。その使い道には、過去調査と比較して消費する、投資すると答えた人が増加したそうです。
冬季賞与・昨年と「変化なし」が半数
例年ボーナスが支給されないと答えた人を除く380人に、冬のボーナスについてたずねた設問(単一回答式)では、回答者の半数が「変わらない・変わらない予定(53.4%)」と回答しています。
「減った・減る予定(10.0%)」「今年はない(8.7%)」と回答した人は合わせて18.7%ですが、「増えた・増える予定(12.1%)」は1割以上で、昨年の7.4%を上回る結果を示したそうです。
使い道は?
さらに、賞与の使い道として「最も金額をかけること」について単一回答式でたずねると「貯蓄(56.4%)」に多くの票が集まり、次いで「消費(25.1%)」、「投資(13.9%)」が並びます。
2022年11月に実施した同様の調査と比較して、貯蓄の割合がおよそ10%減り、消費や投資という回答が増えたことがわかります。
消費派は何に使う?
ボーナスは消費に使うと回答した287人に、具体的な使い道を複数回答式で聞くと「旅行(35.2%)」「趣味(30.3%)」、「外食(26.5%)」と続きました。
20代女性の投資先は?
すでに現在投資をしているという人は回答者500人のうち124人だったようです。
世代別に投資先を調べてみると、20代女性の場合「つみたてNISA(55.2%)」「投資信託(34.5%)」「株式(24.1%)」という回答が並びました(複数回答可の設問)。
仕事をがんばった!女性たちが多数
2023年もあとわずかとなりましたが、働く女性たちの多くが「仕事(37.6%)」を今年がんばったこととして挙げています。
そのほかには、「貯蓄(19.0%)」「美容(18%)」とならび、ボーナスを使う派の多くが使い道に挙げた「趣味」をがんばったという人は回答の16.8%を占めていました。
20代女性が「やり残したこと」として、「今年目標にしていた資格取得ができなかったこと(27歳・東京都)」「副業。自分で稼ぐ力を身につけるための勉強と実践をしたかった(26歳・福岡県)」「恋人を作るための努力をもう少しすべきだった(22歳・北海道)」「家を買う(28歳・埼玉県)」などの声がよせられたようです。
これらは目標を果たせなかったという後悔かもしれませんが、将来に向けて人生をより充実させようとしている前向きな姿が浮かび上がります。