右ウインカーが原因で一般車に煽られたことはないの?
この暗黙のルールについて、運送会社に勤めるトラックドライバーは、次のように話します。
「このルールは、いつ頃から使われているか、詳しくはわかりませんが、自分が入社した10年前頃、先輩ドライバーと同乗し、練習する際に教わりました。
トラックは、積載量が多く、ギアチェンジの回数や加速が、普通車とは比べ物にならないほど難しいため、ドライバー同士助け合いの精神で走行する機会が多いと感じます。
夜間を走行する際は、他の一般車の速度も速い傾向にあるため、簡単に追越車線に入れない場合が多くあります。そのような時は、前方のトラックに走行車線を譲ってもらうという形で、自身の速度を維持しています。
このルールによって、煽り運転を疑われたことはありませんが、警戒されているのか、後続の乗用車が大きく距離を取っているのは、何度か感じたことがあります。」
このように、責任が重大かつ、長時間の運転が求められるトラックドライバーは、同じ境遇にある同業同士、助け合いながら高速道路を走行しています。
一般のドライバーは、トラックが右ウインカーを点滅させた際は、念のため少し距離を空けておくことが、安全な運転に繋がるといえます。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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