クリア条件未達成の理由

 今回はバイク仲間3人でCBTRに参加しました。すべてのスポットを全て巡ると、後日、踏破者に証明書が送付されるとのことで、相当意気込んで参加させていただいたのですが、私だけ未踏になってしまったのです。

走行計画の読み違い

 先に紹介したように、ラリー形式のツーリングは指定された立ち寄り地点を経由するというルールが一般的。目的地に向かうだけのツーリングよりも各地へ滞在する時間が多くなります。知ってるようで知らない琵琶湖の魅力に魅せられました。

湖南エリア回避がカギ

 滋賀県は昔から人や物の往来が多いため「交通の要衝」と言われている地域です。実際に、名神高速、第二名神、京滋バイパス、北陸自動車道、東海道(国道1号線)など交通の大動脈が集中しています。このことから湖南エリアの一般道は慢性的に渋滞が発生しやすいため、琵琶湖に架かる近江大橋や名神高速を利用ガオススメ。この辺りは立ち寄りスポットありません。大津市内、草津市内を極力回避するのがおすすめ。ただし「琵琶湖完全一周」にこだわる場合は交通量の多さに注意しましょう。

チェックインを忘れるべからず

気付いたのは、大津市の近江神宮でした。

 今回、私だけ未達になった直接的原因は・・・「バイク談議」に夢中になっていた湖北みずどりステーション (長浜市の段階。かなり序盤で未達が決定していたようです。仲間との話に夢中になってチェックインし忘れていたという・・・がしかし時すでに遅し。その事実に気づいたのは対岸の「近江神宮」を出発する段階でした。

とはいえ、CBTRは一日で回らないといけないわけではありません。開催期間中に立ち寄りスポットでチェックインを全て済ませば「CENTRAL BIWAKO TOURING RALLY 2023」を踏破したことになります。

< スポット一覧 > 

1.彦根城(彦根市)
2.長浜市役所駐車場 (長浜市)
3.道の駅 湖北みずどりステーション (長浜市)
4.マキノ農業公園マキノピックランド(高島市)
5.道の駅 藤樹の里 あどがわ(高島市)
6.白髭神社(高島市)
7.近江神宮(大津市)
8.道の駅 草津 グリーンプラザからすま(草津市)
9.安土城天守信長の館(近江八幡市)
10.魚清(彦根市)

「踏破証明書」が欲しかった

 全てのスポットへチェックインが完了したらスマホ画面に達成を知らせる通知があるそうです。さらに後日自宅へ「踏破証明書」が届くので、公式の記録が形として残ります。「バイクに乗って何かを成し遂げることができた!」という証はバイク生活における節目となる良い機会になるでしょう。

まとめ

 2023年のCBTR参加者は4000人越えとのこと(R5.10月時点)。共通のゼッケンを貼りイベント参加するライダーの中には気の合うライダーと運命的な出会いがあるかもしれませんし、たとえ会話が無くても同じ目的を共有するライダー同士、インターネットやSNSでは決して味わえない一期一会がそこにありました。