ブラジル3部セントロ・スポルチーヴォ・アラゴアーノ(CSA)は今月、ブラジル人FWブルーノ・サントスの退団を公式発表。CSA幹部が同選手のJリーグ移籍が決まったことを明かしている。
現在27歳のサントスは、身長185cmで右利きのストライカー。ブラジル2部リーグ以下の複数クラブを渡り歩き、今季はアルスルからサンベルナルドFCへレンタル移籍。ブラジル3部リーグで24試合中18試合の出場で5ゴールをマークすると、来季からCSAでプレーすることが今月3日に決定。すでにCSAのトレーニングに参加するなど、来季への準備を進めていた。
しかしCSAは今月11日、サントスが今季限りで退団すると公式発表。ブラジルメディア『Esporte Alagoas』によると、CSAのフットボールディレクターは退団に至った過程について、以下のように説明したという。
「日本のクラブからオファーが届いたことより、サントスはCSAの一員ではなくなった。今月6日に日本への移籍で合意に達した。我々とサントスの契約には『日本のクラブからオファーが届いた時に退団を容認する』という条項が盛り込まれていた」
またブラジルメディア『Gazeta web』によると、CSAは移籍先のクラブ名を明かさなかったという。来季の新天地決定からわずか1週間後でのJリーグ移籍決定に、現地では衝撃が走っているようだ。