浦和レッズは今月15日にFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)クラブ・レオン戦に臨む。この一戦を前に、国際サッカー連盟(FIFA)公式Xアカウントに投稿されていた旭日旗の画像の削除を巡り、議論が白熱している。
FIFA公式Xアカウント「FIFA World Cup」では、クラブW杯出場7クラブの紹介画像を掲載。浦和の紹介画像では、旭日旗を背景にMF中島翔哉の背番号「10」が強調されているほか、MF伊藤敦樹、マチェイ・スコルジャ監督の姿もアップ。「Red Devils(レッドデビルズ)はアクションを起こす準備ができている」と一言添えられていた。
しかしFIFAはこの画像を削除すると、旭日旗を浦和のフラッグに差し替えた上で11日夜に再投稿。公式アカウントには、日本のファン・サポーターから「なぜ日の丸じゃないの?」「差し替えた理由は?」といった疑問の声が飛び交っている。
旭日旗を巡っては、昨年11月のカタールW杯日本対コスタリカで、FIFAが一部の観客による旭日旗掲出を制止。以前から反日活動家として知られているソ・ギョンドク誠信女子大教授が、カタールW杯をはじめスポーツの国際大会における旭日旗掲出に対して、再三にわたり反発している。
この韓国側の反応もあり、今回の画像差し替えに対しても「韓国からの抗議があったのでは?」といった憶測が。「旭日旗で文句言うな」「韓国に配慮する必要なし」「ごく一部の国が騒いでいるだけで、それに屈してしまうのか?」と、FIFAに抗議するSNSユーザーも見られる。