著書『人新世の「資本論」』でヒットを飛ばし、現在は東京大学大学院准教授である斎藤幸平先生が「“大谷選手はあんなにすごいのに1億円しかもらえない”となってもいいと思う。(中略)そうではなく、彼らも働きながら週休3日でずっと野球を続けられるような社会だ」と訴えたことが話題になっています。

「所得上限を設けて再分配。“大谷選手も1億円しかもらえない”でいいと思う」 斎藤幸平氏が提唱する“脱成長”3つのポイント ABEMA Times

ちなみに、大谷選手の年収は6500万ドル(約87億8000万円)程度だと推定されています。年俸の約3000万ドル(約40億円)とフィールド外でのスポンサー収入などで約3500万ドル(約47億3000万円)になると言われています。

大谷翔平の年収87億超え「MLB新記録」と米誌試算 東洋経済オンライン

 

大谷翔平選手 Wikipediaより

人は数年前のことでも忘れてしまいます。しかし、学者の先生が100年前に失敗した歴史を忘れるのはどうなのでしょうか。

『人新世の「資本論」』の印税はいったいいくらなのでしょうか。

1億円という上限が恣意的だという冷静な指摘も。