東京港および隅田川で屋形船を運行する晴海屋では、今までの常識を覆すカウンター式屋形船「あかね」を運行している。
2022年にリニューアルした屋形船「あかね」は、類のないカウンタータイプの屋形船として、日本国内および欧州(EU)の内装意匠権が承認された。そんな新しいタイプの屋形船に乗って、贅沢な時間を過ごしてみては。
カウンター懐石屋形船が切り拓く新たな屋形船体験
屋形船「あかね」は、平安時代から今日まで親しまれてきた「屋形船」という文化に、新たに 「類似のない特別な空間」と「美食と伝統を味わう食体験」をプラスすることによって、唯一無二の「日本文化」を提供することをコンセプトにしている。
伝統と現代が融和
同船内には、伝統的な和の要素と現代の洗練されたデザインを融合させた内装が施されている。
この独自のデザインは、従来の屋形船とは一線を画す造りとなっており、屋形船業界に革新をもたらし、非日常の空間・時間を求めるゲストに新たな選択肢を提供する。
新鮮な魚介を味わう
最大10名が着席できるカウンター席では、豊洲市場直送の新鮮な魚介を中心に据えた懐石料理を用意している。
メニューの一例として、「雲子ポン酢 太刀魚酢橘挟み」や「鱶鰭(ふかひれ)の茶碗蒸し 胡麻豆腐 浅月 生姜」、焼き物に「鯧(まながつお)柚庵焼き あしらい」に、鮪、鯛、牡丹海老の江戸前握り寿司などが味わえる。刺身の本鮪や鮃、アオリ烏賊、天ぷらの車海老や鱚も楽しみたい。
また、同船内では高まるインバウンド需要に応え、外国語対応やベジタリアンメニューへのアレンジも用意しており、国内だけではなく、海外からのゲストにも好評だ。
大切な人や海外からのゲストを連れて、目の前で調理を行う作り手の所作、その後ろに広がる大きな窓から見える煌びやかな東京湾の夜景を堪能したい。
カウンター懐石屋形船あかね
乗船人数:2名〜10名
営業時間:11:00〜22:00 ※利用日の3日前までの完全予約制
乗船場:4カ所 晴海乗船場、両国乗船場、浅草吾妻橋乗船場、お台場海浜乗船場
(田原昌)
※メニューの画像はイメージ