夜釣りスタート

それぞれ夕食を済ませ、午後6時前からの開始。私はフカセ釣りを約3時間計画し、その後タイ釣りを午前0時付近まで行う予定。兄は少々疲れた模様で少し早目に止めると言っていました。

その日は一昨日まで冬型の気圧配置。風は収まったものの、うねりがかなり残っており、ウキ釣りには不向きなコンデションでした。フカセ釣りをスタートしたものの、アタリは全くなく、餌も毎度残っている状態。

そのため、タナを少しずつ深くし、超遠投も行い瀬際からあらゆるポイントを探るものの、何も釣れず。もうここに来て7時間経過し集中力はゼロに近く、あるのは釣りたいという気持ちだけでした。

午前0時に就寝

予定の午後9時になりマダイ釣りに変更。見れば兄は既に寝袋に横になっています。フカセ釣りは不発でしたが、気持ちを入れ替えて、遠投竿を何回も何回も投げつづけ、真っ暗闇でケミ蛍との睨み合い。しかしウキが沈む事はありませんでした。

時間も午前0時。今日はおしまいということで、寝酒を少し飲み、岩場にマットと寝袋を広げ、午前0時過ぎに寝ました。

2日目スタート

朝の5時半過ぎに目が覚め、身支度を整え釣りの準備に取り掛かりました。しばらくして兄も起きてきました。おはようと互いに挨拶。今日の潮は、昨日同様小潮で、午前9時頃が干潮。その後夕方付近まで上げ潮で、昨日程うねりもなく風も全くありませんでした。

絶好のコンデションでしたが、ただ風がないと蚊が飛んできます。案の定、日が上り始めて蚊の襲来。10匹ぐらい身体の周りにいて、蚊が容赦なく手や顔を刺してきます。虫よけスプレーをしたがまったく効き目がありません。

そこで防虫ネットを頭から被り、手は指ありグローブで蚊から刺されないように対策。取り敢えず蚊は飛んでいるが大丈夫に。隣の兄もネットを被りました。

ヒラマサ釣り開始

午前7時前ぐらいからヒラマサ狙いのカゴ釣りを再開。潮はゆっくりと流れており、ところどころに潮目があるのが確認できます。その付近に撒き餌が集まるように仕掛けを集中。軽い当たりでイサキが2匹釣れました。しかしその後はアタリがありません。

徐々に気温も上昇し、防寒着を脱ぎ軽装で釣りを続けます。船長から今日の納竿時間は、昼の12時と言われていたので、11時20分ぐらいには片付けなければなりません。

9時頃に隣の瀬に2名のアングラーが他の瀬渡し船で上磯。ここの磯とは繋がっており、一人が我々の状況を聞きにきました。その後その人もヒラマサ釣りを開始。何か声がした?見ると竿がかなり曲がっていて、間違いなく大物のヒットです。

しばらくするとメーター級のヒラマサが上がりました。直後に連続ヒット、またもやメーター級のヒラスを仕留めていました。なんでやねん!

しかし我々には何も起こらず、時間も10時30分ぐらいになり、兄は既に後片付けを始めました。