明治安田生命J1リーグ・セレッソ大阪所属のブラジル人FWレオ・セアラに、母国復帰の可能性が浮上。古巣ECヴィトーリアからの関心が報じられている。
2016シーズンにFC琉球でのプレー経験を持つレオ・セアラは、2021年から2シーズンにわたり横浜F・マリノスに在籍。2022シーズンのJ1優勝に貢献したが、シーズン終了後にC大阪へ完全移籍。スーパーサブという立場だった横浜FM時代とは異なり、今季はリーグ戦ほぼ全試合スタメン出場で12ゴールと、絶対的ストライカーとして活躍した。
C大阪サポーターの心を掴んだレオ・セアラだが、ブラジルメディア『Futebol Bahiano』は「ECヴィトーリアの会長がレオ・セアラの再獲得を夢見ている」と報道。ただ同選手がC大阪で高額年俸を受け取っていることから、交渉を進めるのは困難だという。
また『Futebol Bahiano』は、レオ・セアラが2021年に横浜FMへ完全移籍した時の取引内容も紹介。同選手は2020シーズン終了後にECヴィトーリアを退団。ECバイーアと2年契約締結で合意した後に横浜FMが獲得に乗り出すと、ECバイーアに160万レアル(当時約3200万円)の契約解除金を支払ったという。
ECヴィトーリアは今季、ブラジル2部リーグで22勝6分10敗。2位ECジュベントゥージに勝ち点7差をつけて優勝し1部昇格を果たした一方、出場機会に恵まれなかったMFレオ・ゴメスはジュビロ磐田移籍が確実と、ブラジル国内で報じられている。