対策は不十分?

96.5%もの人が自身で何らかの花粉症対策をしているものの、それでは「十分ではない」との回答が過半数(52.3%)に達しています。

対策にお金がかかることを嫌だと感じる人も多く、職場に対応を求める回答が67.5%にも上りました。ただ、45.7%の企業で花粉症対策は行われてないようです。

職場で今後取り組んでほしい対策として最も多かったののは43.3%で「治療費の補助」でしたが、現状「取り組みがある」という回答は15.6%にとどまりました。

「花粉が飛び始める前に対策を」

今回行われた調査の設計に携わった国際医療福祉大学大学院の岡野光博教授(耳鼻咽喉科学)は、企業からの支援を受けられる人は、それも活用しながら「花粉が飛び始める前の年始から2月初旬くらいにはかかりつけ医と相談し、早めの対策を心がけてもらえればと思います」とコメントしています。

<参照元>

ノバルティス、花粉症が与える業務パフォーマンスへの影響度調査を実施