イギリスで最も呪われた場所のひとつとも言われる心霊スポットが2024年で閉鎖されることになり、大きな反響を呼んでいる。
今回注目を集めているのは、イギリス最古の刑務所だったシェプトン・マレット刑務所だ。開設は1625年、その後何度かの閉鎖や改修、拡張が行われた。1939年には軍事刑務所となり、アメリカ軍が死刑囚を絞首刑にするために使用した事もあったという。何世紀もの間、何千人もの受刑者が収容されて死を迎えたという血塗られた歴史から、今日に至るまで多くの人々が囚人たちの亡霊が廊下を歩き回る様子を見たり、不気味な声や足音を聞いている。
2013年に閉鎖された後は観光名所として有名になり、ゴーストツアーやその他のイベントの会場として利用されてきた。
しかし現在、刑務所の所有者と運営者の間で紛争が起きており、来年に刑務所の閉鎖が決定したのだ。この決定を嘆く超常現象研究家は少なくなく、ゴーストハンターのトニー・ファーガソン氏は「今回の決定は多くの雇用が失われるだけでなく、後世の多くの人々が刑務所の歴史を学ぶことができる素晴らしい観光名所を失うことに繋がります。元受刑者たちの魂がなぜまだ刑務所に住んでいるのかを知るために、何日にもかけて元受刑者たちとコミュニケーションを取ろうとしている超常現象愛好家のコミュニティにも大きな影響を与えるでしょう」と語っている。
ちなみにファーガソン氏は、この刑務所で行った自身の調査で『幽霊がどこからともなく現れ、そのまま立ち去っる』のを目撃するなど、奇妙なことを経験している人物だ。
確かに心霊スポットとして有名になりすぎると、その施設や周辺地域に悪影響を及ぼすことも少なくないが、歴史的な建造物の場合はそこから様々な事を学ぶことができるのも事実だ。「解決策が見つかり、刑務所が開放されることを願うばかりです」とファーガソン氏は語っている。
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文=田中尚(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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提供元・TOCANA
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