こんにちは!たびこふれ編集部のシンジーノです。
群馬県に紅葉と桜を一度に見られる公園があることをご存知ですか?
その名も桜山公園といいます。今回は一度で二度おいしい桜山公園とみかん狩りと藍染体験をご紹介します。
紅葉と桜を一度に楽しめる桜山公園
桜山公園は、藤岡市の鬼石(おにし)地域にあります。
鬼石町は、以前は群馬県多野郡にあった町。人口は約7,000人。冬桜が有名であり、町内には神流湖がある。「鬼石」の語源はアイヌ語の「オニウシ」に由来する説もあるが、正確なところは不明。 2006年1月1日に藤岡市へ編入されたため消滅した。(ウイキペディアより抜粋引用)
桜山公園は、国の天然記念物に指定されている冬桜の名所です。春と秋から冬の年2回、お花見が楽しめます。特に11月中旬には冬桜と紅葉の競演が見られます。園内には桜のほかにツバキ、ツツジ、サルスベリ、ロウバイ、福寿草などが植えられており、四季を通じてさまざまな花や植物を楽しむことができます。(桜山公園公式サイトより引用)
今年は、夏が暑かったため、紅葉が例年より1週間程度遅れているそうです。
冬桜は、春のソメイヨシノのように咲き誇るという感じではありませんが、冬の寒い時期に健気に花開かせています。
可憐ですね~。
桜山公園の展望広場からは上州の山並みを見渡すことができます。
桜山公園は、春と秋には多くの人が集まるそうですが、それ以外の時期は人出も少なく静かで穴場だそうです。
春と秋以外の季節にももっと多くの人に訪れて欲しいと、藤岡市鬼石総合支所 にぎわい観光課の職員の熱き人たちが立ち上がりました。
そして知恵を絞って開催したイベントがこちら。
桜山冒険譚クエストIII!!!なんだこれは。。。(笑)
いわゆる戦隊ものです。そしてこのイベント、他所からプロを呼んでくるのではなく、職員自らが着ぐるみを着て演じているのだそうです。
ブラック中性脂肪レンジャー、糖質のグリーン、中年横腹レッド、キュンキュンピンクなど、どう見てもお笑い。
しかし、これが子どもたちに人気爆発!(笑)
これまで桜山公園に訪れるのはシニア層が中心でしたが、最近ではファミリー層の方が多くなってきているそうです。
ちなみにポスターに写っている子どもたちはこのイベントのハードリピーターで「一緒にポスターに写る?」と訊いたらノリノリでOKしたのだそう。
こういうベタなアイデアこそが地域を救うんですね。
「よくお役所でこういう企画が通りましたね」と市役所の方に訊いてみたところ「最初は反対もありましたが、結果人が集まりましたから続けられています」とのこと。さすが!
イベントはステージ上でショーを見せるというよりは園内に隠されたアイテムを探してレベルアップしていくというゲーム感覚に溢れた企画だそうです。(ステージ上のショーもあります)
これも当初はアイデアを中学生に考えてもらい、それをブラッシュアップしていったそうです。まさに手作り。素晴らしい!!!
桜山公園内にシェアカフェオープン
シェアカフェみんなのカフェ「しき」が令和5年10月29日(日曜日)にオープンしました。
このカフェは『地域の憩いの場所』をコンセプトに「いつかお店を開きたい」「食を通じて学びを提供したい」「地域のにぎわいを創出したい」などをカタチにする場で、藤岡市とあの無印良品とのコラボ企画だそうです。
今回はこちらでランチをいただきました。
店内はさすがシンプルでおしゃれなデザインで統一されていました。
この日のメニューはハンバーグとキーマカレー。
冬桜を見下ろせる高台に建っており、テラス席で食べることもできます。
美味しそうなパイやワッフルも並んでいました。
お店やメニューは出展者によって変わります。
みかん園
「は?群馬県でみかん?みかんといえば和歌山とか静岡とかじゃないの?」と思われたかもしれませんが、ここ群馬県藤岡市はみかん栽培の北限なのだそうです。
桜山公園の近くにもみかん狩りができる農園が数軒あります。
今回は、木村みかん園さんでみかん狩りを楽しみました。
みかん食べ放題(時間制限無し)プラスビニール袋いっぱい詰めて持ち帰りでなんと500円(破格!)
太陽が燦燦と降り注ぐ山の斜面にみかんが鈴なりになっていました。
「おお~っ甘い!美味い!」の連呼。あとはひたすらむしゃむしゃと無言で食べまくります。やはりもぎたてのみかんは美味しい。
私は現地で7~8個は食べて、持ち帰りで10個くらいゲットしました。(ビニール袋を伸ばして伸ば~して笑)これで500円なんて。。。