20年前に公開されたホリデー映画「ラブ・アクチュアリー」に登場するあの有名なシーンは、今では「ストーカー」扱いされているという。
映画はクリスマスシーズンのロンドンが舞台に、ヒュー・グラントやエマ・トンプソン、コリン・ファースなどがアンサンブル形式で出演し、さまざまな愛の形を描くロマンチック・コメディ。
ストーカー的だと話題になっているのは、アンドリュー・リンカーン扮するマークが親友宅を訪れ、玄関先で友人の婚約者ジュリエット(キーラ・ナイトレイ)に対し、手書きのカンペをめくりながら告白する場面。
このシーンは、ボリス・ジョンソン元英首相の選挙キャンペーンCMや、米コメディ番組サタデー・ナイト・ライブなどでパロディとして使用されるなど、最もアイコニックな場面の一つとなっている。
監督を務めたのは、「ノッティングヒルの恋人」や「ビーン」の脚本家としても知られるリチャード・カーティス氏(67)。インディペンデントのインタビューで、7年前にインタビュアーから「ストーカーのシーンに興味がある」と言われ、「どの場面のことだ?」と驚いたエピソードを。